●インド北部でもっとも基本的なミックススパイス。ヒンドゥー語でガラムは「辛い」、マサラは「混合スパイス」を意味します。各家庭独自の配合があり、「料理人の数だけ種類がある」と言われるほど辛味も風味もバリエーションに富んでいます。カレーパウダーと違い、着色性の強いターメリックを使用していないので利用範囲が広く、あらゆる料理にインド風味を加えることができます。香りの高いスパイスなので少量用います。
●利用法
肉や魚の下味つけや臭み消しに。また、煮込み料理や炒めもの、カレーの仕上げなどに加えることで風味が増します。
●主な利用スパイス
ご自身で一から作る場合、使用するスパイスを軽く煎ってからすべてを混ぜ合わせ、密閉容器で作り置きできます。クミン,クローブ,コリアンダーシード,カルダモン,シナモン,メースなどが基本。通常３〜１０種類を選ぶ。
